FC2ブログ
--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年08月15日 (水) | Edit |
最近「ポゼッションする」という表現をよく聞くが、とても耳障りである。サッカーの試合においてボール保持率を英語で「posession」と表現するらしく、それをそのまま日本語に置き換えているのだろう。

「Posession」は名詞で「保持」という意味だが、動詞は「Posess」である。したがって、名詞を動詞として使う「ポゼッションする」は誤りで、強いて言うのなら「ポゼスする」というべきだろう。

もっとも、「コミュニケーションする」という表現もある。英語になじんだ耳を持つ自分としては、この場合も「コミュニケートする」という表現にしないと落ち着かない。しかしながら、「コミュニケーション」は日本人でも意味を理解している人が多いため、違和感を感じない人も多いのではないだろうか?言葉の意味合いが浸透してくると、そのうち「ポゼッションする」というこの耳障りな表現も普通に聞こえてくるのかもしれない。

余談だが「コミュニケーションを取る」という表現もよく聞く。英単語に勝手に「取る」という言葉をつけてしまった、へんてこな表現だ。おそらく「連絡を取る」から転じたのだろう。同様に「スタートを切る」という不思議な表現もあるが、おそらくこちらは「火ぶたを切る」から転用されているものと思う。英単語が日本語としての”市民権”を得ると、”日本語”として独自の表現を発展させるようである。

FC2ブログランキングに参加しました。気に入ったらクリックしてください。
スポンサーサイト
テーマ:サッカー
ジャンル:スポーツ
2012年06月19日 (火) | Edit |
先日仕事で付き合いのあるイギリス人と晩飯を食べた時の話。彼らによると、カレーを発明したのはイギリス人とのことだ。以下は彼の話:

インドを植民地としていた頃に現地に住んでいたイギリス人たちは、とても牛肉が食べたくなった。ところが宗教上の理由からインドでは牛肉を食べることができない。(ヒンズー教では牛は聖なる生き物なのだ。)このため、イギリスから牛肉を運んでくることにした。もちろん当時は飛行機などないから、運搬は海路である。しかも冷蔵庫もない。それでも牛肉は食べたい。そこで何カ月も牛肉を腐らせずに運搬するために、スパイス漬けにする方法が発明された。それがカレーだというのだ。

にわかには信じがたい話なので、後日英語版Wikipediaで調べてみた。それによれば、スパイスの効いた食べ物を食べていた記録が、インダス文明のモヘンジョダロから紀元前2600年頃に見つかっており、インドでも紀元前1700年から500年頃に記録が残っているらしい。やっぱりかのイギリス人の話は怪しそうだ。何でもかんでもお国自慢をしたがる奴だったのかな?

ちなみに日本でカレーが普及したのは海軍の影響と聞いたことがある。短時間で栄養バランスのとれた高カロリーを補給できる食品として、海軍が積極的にカレーを提供するようになり、これを食べた軍人たちが退役後に一般家庭でもカレーを食べるようになって、普及したのだそうだ。これは日本語版Wikipediaにも同様のことが書いてあるので、間違いはなさそうだ。

さらにWikipediaを読んで行くと、日本の海軍でカレーを採用したのは、イギリス海軍をお手本としていたためとのことだ。つまり、おいしいカレーが日本でも食べられるのは、イギリス海軍のおかげということか。先のイギリス人様、大変失礼しました。


FC2ブログランキングに参加しました。気に入ったらクリックしてください。
テーマ:カレー
ジャンル:グルメ
2012年05月18日 (金) | Edit |
連休中にピアノを弾きまくっていたら、また腱鞘炎が悪化してしまった。ピアノを弾いていない時も痛みが出てしまう程だ。ここは思い切ってしばらくピアノを休んで、完全回復を図ることにしよう。


FC2ブログランキングに参加しました。気に入ったらクリックしてください。
テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽
2012年02月05日 (日) | Edit |
WOWOWで放送した「官僚天国!~今日もツジツマ合わせマス~」を見た。イギリスの架空省庁を舞台として、大臣がいい加減に政策を決定している様子を強烈に皮肉ったコメディで、BBCが制作したものである。適当に作った政策を首相の一言で変更を余儀なくされ、事前に準備した記者会見などでつじつまを合わせるために大臣やスタッフが苦労するという物語である。実際にどこかの政府や会社などではよくありそうな話で、見ていて笑えるのだ。

登場人物の設定はまぬけぞろいだが、それでも政策を作ろうとしているだけまだましかもしれない。なにしろ日本の政治家と言ったら政策よりも政局のほうが大事らしいのだ。税と社会保障の一体改革は果たしてどうなるものか?避けて通れない問題だけに解決の意欲を示した野田政権は評価するが、具体策はどんなものか?野党はくだらない与党の攻撃をせずに、真剣に議論に取り組むのか?一納税者として注目することにしよう。

FC2ブログランキングに参加しました。気に入ったらクリックしてください。
テーマ:企業経営
ジャンル:ビジネス
2012年01月07日 (土) | Edit |
つい先日ショパンのノクターン第13番を、やっと通しで弾けるようになった。腱鞘炎の様子を見ながら少しずつ練習したとはいえ、練習開始は確か昨年の2月ごろと記憶している。つまりほぼ一年がかりである。一言で言うととても難しい曲であった。自分がこれまで弾けるようになったショパンの曲の中で一番難しいと思っていた軍隊ポロネーズよりも、さらに難易度は高い印象を受けた。しかし、ハーモニーは群を抜いて美しいのである。これに魅せられて、ひたすら練習しまくったというのが実態である。

前部は比較的おとなしくゆっくりなので、特に困難なパートはない。意外に難しいのはハ長調の中間部である。自分は比較的手が大きく、10度(ドからオクターブ上のミの音まで)の和音も弾くことができるが、この曲はそれをはるかに上回る和音が要求されている。アルペジオが指定されている部分は問題ないのだが、その指示がない場合は通常の人間であれば演奏は不可能な和音も多い。プロの演奏でもさすがに指が届かないらしく、よく聞くとアルペジオで演奏している。分散和音が指定されている部分があるということは、そうでない部分と弾き分けなければならないのであろうと解釈した自分は、指定部分以外はできるだけ分散和音にしないようにした。結果としては、いくつか打鍵をあきらめた音符もあるのだが、分散和音のないシャープな演奏にすることができた。それにしても指が届くとはいえ10度の和音を流れの中で連続して演奏する(39-40小節目)となると、ちょっときつい。加えて、美しい和音の中に埋もれないようにメロディーをきれいに唄うのは結構難しい。中間部最大の難所は後半のオクターブ連打である。とくに46-48小節目は鍵盤の間隔を体で覚えるまで何度も練習が必要であった。楽譜を見る限りはそれほど難しそうには見えないのだが、実際に弾いてみるとその難しさにはてこずった。

中間部をマスターしたのもつかの間、さらに難しい後半部が待っている。まず速度は中間部の倍速が指定されており、全体にスピードが速くなる。右手は、親指から中指まで細かく激しい和音を(しかもピアニッシモで)連打しながら、小指と薬指できれいにメロディーを唄うという芸当をやってのけなければならない。しかもその間左手は、激しく細かく(なおかつピアニッシモで)オクターブと和音の連打をしなければならない。さらに左手は三連符、右手は16分音符を弾く場面がよく出てくる。曲が進むにつれて、左手は鍵盤を大きくジャンプし始める。小説の変わり目で低音部を弾いた直後に高温部の和音を弾くことが要求されるのだ。これは自分の最も苦手とするテクニックである。(軍隊ポロネーズでは、これだけで苦労した。)圧巻は65-71小節のクライマックスである。激しく、切なく、美しく変化していく和音をひとつ残らず打鍵しながら16分音符の美しい主題を小指だけで唄うのである。最初から力が入ってしまうところだが、ちゃんと弾くにはクレシエンドしていかなければならない。ショパンは何と難しい曲を書いてくれたものか!

途中であきらめようと思ったことも何度もあったが、最後まで続けられた理由は、ひとえにこの曲の美しさに尽きる。和音の一つ一つがとにかく美しいのである。しかもこれらの美しい和音が時に激しさを伴って変化していく。その上に甘く切ないメロディーが覆い重なっていく。自分のへたくそな演奏でさえ、その美しさに酔ってしまいそうなのである。なるほど、この曲がショパンのノクターンの中で最高傑作と評されるのも十分理解できる。これを何とか自分でも弾けるようになりたいとの一心が、この困難な曲の練習を支えてきたと思う。とても自分でも満足できるレベルの演奏ではないが、とりあえず通しで弾けるようになっただけでも十分に達成感を得ることができた。それにしてもこの曲の難しさを知った後にプロの演奏を聴くとため息が出る。アシュケナージのように弾けたらさぞかしピアノが楽しいだろうな。

よし、次はノクターンの8番に挑戦だ!13番を弾いた後は、他の曲がとても簡単に見えてくる。(侮ると後で痛い目にあうよという声が聞こえてきそうである。)


FC2ブログランキングに参加しました。気に入ったらクリックしてください。
テーマ:ピアノ
ジャンル:音楽

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。